
【ご依頼の背景】
20代の男性会社員から、不貞慰謝料についてのご相談をいただきました。交際相手の夫の代理人弁護士から、不貞行為を理由に慰謝料300万円を請求する通知書が届いたという内容でした。ご依頼者様は、事実関係についてはお認めになったうえで、適正な金額での早期解決を希望されていました。
【弁護士の対応と交渉のポイント】
ご依頼者様が事実を認めていることを前提に、慰謝料の適正額への減額交渉を進めました。交渉の柱としたのは、求償権の放棄です。不貞慰謝料は、不貞行為の当事者双方が連帯して負担する性質のものであるため、一方が全額を支払った場合には他方へ求償(負担分の請求)が可能です。本件では、ご依頼者様が求償権を放棄することを明示し、これにより相手方が交際相手(配偶者)に対して改めて請求を行う負担が生じないというメリットを丁寧に説明しました。相手方代理人との間で金額について段階的に協議を重ねた結果、双方が納得できる水準での合意に至りました。
【解決結果】
最終的に、慰謝料80万円の支払い(求償権放棄を含む)という条件で、裁判外での合意が成立しました。当初請求額の300万円から約73%の大幅な減額を実現しています。求償権放棄という法的な枠組みを活用した交渉戦略が、早期かつ有利な解決を導いた事例です。

不貞慰謝料の請求を受けた方は、渋谷の馬場綜合法律事務所までお気軽にご相談ください。













